高精細度スクリーン印刷
ライン幅100ミクロンの高精細度スクリーン印刷
スクリーン印刷とは、孔版印刷の一種で版に金属やテトロン・ナイロン等の化学繊維などを編みこんだ版(スクリーン)を利用します。
版にインクを付けて印刷するのではなく、版自体に穴をあけ、そこからインクを押し出し対象物に印刷する方式です。
ビーム電子工業株式会社の高精細度スクリーン印刷は以下のような技術が可能です。
・版に金属メッシュを使用した、100ミクロン幅のファインラインでの高精細度スクリーン印刷
・膜厚を厚く出すことができ、単層で5~40ミクロン、積層で100ミクロンの印刷が可能
高精細度スクリーン印刷の可能技術
高精細度スクリーン印刷は、微細なパターンを高い精度で印刷する技術です。この技術は、ディスプレイやセンサーなどの電子デバイスの製造において重要な役割を果たします。
製版イメージ
高精細度スクリーン印刷の製版は、精密なスクリーン版が使用され、微細なパターンを正確に形成します。この技術により、高解像度のパターンが可能となり、デバイスの性能が向上します。
AgPtパターン印刷イメージ
高精細度スクリーン印刷は、AgPt(銀プラチナ)パターンの印刷にも適用されます。この方法により、高導電性と耐久性を兼ね備えたパターンが形成され、電子デバイスの品質と寿命が向上します。
高精細度スクリーン印刷の焼成、硬化方法
以下のような高精細度スクリーン印刷の焼成、硬化方法が可能です。
・版に金属メッシュを使用した、100ミクロン幅のファインラインでの高精細度スクリーン印刷
焼成条件:
大気系: ベルト幅600mm、最高焼成温度1,000℃
N2系: ベルト幅450mm、最高焼成温度1,000℃
乾燥及び硬化条件:
熱硬化: ベルト幅600mm