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3Dフィルム

3Dフィルム

ビーム電子工業では、ディスプレイやプリンターの解像度に適した3Dフィルムを提供しています。平面でありながら3Dのような視覚効果や、画面をチェンジングする簡単なアニメーション効果を得ることが可能となります。

3D画像表示処理技術

当社では、3Dフィルムを使用するディスプレイの表示データ、印刷データを作成する技術を有しています。3Dフィルムの製造から3Dフィルムの実装確認まで一貫して対応しております。
また、2D画像から深度推定を行い、疑似3Dへ変換する画像処理技術も有しています。デモ用途として、お客様の画像を3D表示用データに変換することも可能です。

3Dフィルム用の表示例(2視差)

2視差の3Ⅾ表示を行うためには、2方向の2Ⅾ画像が必要です。ここでは、2方向のうち、1方向のみの画像になります。
2方向の画像を合成して3Ⅾ表示画像に変換します。

2方向の画像を1列ごとに置き換えて1画面に変換したものです。
3Dフィルムをとおしてこの画像を見ると映像が飛び出したり、引っ込んだりして見えるようになります。

2Ⅾ画像から深度推定例

2Ⅾ画像から3Ⅾ表示を行う流れを示します。
2Ⅾ画像から深度推定を行い、深度に比例して画素をずらすことで2視差の画像を作成します。

2Ⅾ画像から深度推定を行った結果の画像です。白が手前、黒が奥になります。

2Ⅾ画像から3D画像変換例(2視差)

深度に比例して画素をずらすことで2視差の画像を作成します。
※寄り目にして眺める(交差法といいます)と、ハンバーガー、ポテト、サラダの順で、手前から奥に並んでいるように見えます。

2視差画像を合成した画像になります。3Dフィルムをとおして見ると3Ⅾ表示になります。

3Dフィルムでのアニメーション効果

8視差用に合成した画像を印刷して、プリンターの解像度に適した3Dフィルムを印刷物上においてみた動画です。

観察位置を変えると、絵が変わる様子が見えます。

ビーム電子工業製3Dフィルムの特長

当社では、液晶パネルにレンチキュラーレンズを貼り付けて3D液晶パネルを作成します。レンチキュラーレンズには、リワーク性の良いシリコン微粘着を採用しているため、貼替えが簡単にできます。

 リワーク性レンズ.png

液晶パネルへの貼合は、高精度専用機を使用しております。
お客様のご要望に合わせた商品開発に基づき設計、生産、販売まで一貫管理をしております。

 

3Ⅾフィルムを用いた3Dディスプレイのお問い合わせ

3Ⅾフィルムを用いた3Dディスプレイは、iテクノ株式会社様と共同開発しております。
iテクノ株式会社様では、3Dディスプレイの他、液晶モジュール、タッチパネルなども取り扱っております。

3Dディスプレイに関するお問い合わせはこちらへ

iテクノロゴ3.png

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