透明スクリーン/BeamScope
透明反射型プロジェクター用
スクリーン
当社が独自開発した、透明反射型プロジェクター用スクリーン「BeamScope」は、高透明度の材質と独自技術を採用し、優れた反射性能と透過性を両立した映像表示デバイスです。超短焦点プロジェクターとの組み合わせに最適で、限られたスペースでも高輝度・高コントラストな映像を実現します。また、透明なスクリーンは設置場所に自然に馴染み、映像と背景や物体を組み合わせた演出が可能です。商業施設やショールーム、展示会、商品の紹介、イベント演出など、幅広いシーンで活用できます。

技術仕様
透明反射型スクリーンは、超短焦点プロジェクターに最適化されています。
使用プロジェクター: 超短焦点プロジェクター
対応プロジェクター: 3600 lm以上推奨(EPSON製 EH-LS300相当以上)
スクリーン前面輝度: 650 cd (スクリーンサイズ50inchプロジェクター3600lm EPSON製 EH-LS300使用時)
スクリーン透過率: 75%
HAZE: 5%
スクリーン素材: アクリル
視野角: 左右15度
サイズおよび重量: 50インチ 1077×673mm 3kg
80インチ 1723×1077mm 8kg
スクリーン比率: 16:10
取り付け方法: 吊り下げ方式
使用実績をご紹介
①2025年3月12日(水)に開催された2024-25シーズン 第24節 サンロッカーズ渋谷 vs 川崎ブレイブサンダース戦にて、株式会社GENDA GiGO Entertainment様のご協力のもと、弊社の透明スクリーンを活用した特別な撮影ゾーンを設置いたしました。


使用事例詳細はこちら「透明スクリーン|使用事例を紹介①プロバスケットボールチームのイベントに使用」
透明スクリーンの主な活用例
① 大型水槽・恐竜展示・展示物の生態情報表示
- 水槽の前面に設置し、魚の名前や特徴を表示
- AIやカメラと連携して、魚を追尾しながら情報提供
- 恐竜の骨格標本の前に設置し、当時のイメージ映像や生態情報を表示
- 歴史的な展示物の前で、背景情報や当時の生活の様子を映像で紹介
② ステージイベントでの演出
- センターでパフォーマンスを行い、外周部のスクリーンで映像演出
- 複数枚を並べて大型スクリーン化し、ダイナミックな演出を実現
③会議用スクリーン
- 自然の多いオフィスや広い会議室の窓際に設置し、背景の景色を活かしながらスクリーンとして使用
- オフィスビルの窓際に設置し、圧迫感を抑えたディスプレイとして活用(※西日への対策が必要)
高透明、高輝度を実現
レンズ効果で光を集めて正面に投影する設計 明るい部屋でも鮮明でキレイに映る 天井の蛍光灯など外光に影響されません 期待できる効果 インパクトが大きいのでアイキャッチに優れている 舞台、演出、イベント、サイネージ、製品プロモーション、 そして人物を投影しての説明、施設のインポメーションに向いています
透明スクリーンはこう見える! 展示会での体験画像&動画を紹介

2024年11月と2025年1月の2度に渡り出展させていただいた展示会では、多くの方に弊社の透明プロジェクタースクリーンをご覧いただきました。
ご来場いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
展示会では、透明スクリーンの高い透過性と鮮明な映像表現が特に注目を集めました。
実際に体験されたお客様からは、視認性の高さや設置の自由度などについて多くのご質問をいただきました。
展示会でご覧いただいた方の動画が分かりやすかったのでご紹介します
お知らせでもお伝えしましたが、展示会にご来場いただいたお客様が、弊社製品の透明プロジェクタースクリーンについて感想と動画を公開してくださいました。
製品の特徴を実感していただき、貴重なご意見をいただけたことに深く感謝申し上げます。
動画では、透明スクリーンのユニークな映像表現とその魅力がわかりやすく紹介されています。
皆さんにご覧いただき頂戴したご質問について
①最大サイズはどのくらいですか?
→現在のラインナップでは、最大サイズは80インチです。 スクリーン自体のサイズは、それより大型化することが困難です。
②並べて使用することはできますか?
→ 並べて使用できます。 ただし、弊社のスクリーンは1枚につき1台のプロジェクターが必要となります。
③視野角が狭いのが気になります。
→スクリーンの最大輝度が半減する視野角は、正面に対し上下左右15°です。 ただし、スクリーンからの距離が遠くなるほど、視聴できる範囲は広がります。
🔍 詳しくはブログ記事:視聴位置による見え方を比較をご覧ください。
また、スクリーンの設置角度を調整したり、より高輝度のプロジェクターを使用したりすることで、多くの方に映像を体験いただけます。
④プロジェクターは専用のものですか?
→弊社のスクリーンは、超短焦点タイプの「EPSON製 EH-LS300」 に最適化されています。 超短焦点タイプでも機種により見え方に違いがありますので、ご使用の際は事前に検証をおこなうことを推奨いたします。
🔍 詳しくはブログ記事:プロジェクター別の見え方を比較をご覧ください。
⑤ 裏側から見るとどのように見えますか?
→裏側からはうっすらと映像が見えますが、輝度は大きく低下します。 これは、プロジェクターの光がスクリーンを透過する光と反射する光に分かれるため、裏側では映像が見えにくくなるためです。 なお、裏側から投影できる「リアプロジェクションタイプ」を2025年夏~秋にかけて開発中です。 発売をお待ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
🔍 実際の裏側も含めた見え方を動画でご覧いただけます!
スクリーンの正面と裏面でどのように映像が見えるのか、実際の様子を動画にまとめました。
ぜひ、以下の動画をご覧ください。
⑥映像コンテンツの作成は可能ですか?
→ 弊社では映像コンテンツの作成は行っておりません。
⑦どのような映像コンテンツが適していますか?
→ プロジェクターの特性として、黒色は発光が弱いため、透明感が強調されます。 逆に、明るい色は発光が強くなるため、スクリーンの奥が見えにくくなります。 弊社スクリーンの最大の特長は「透明性」ですので、黒や暗い色を活かした映像を使用することで、より効果的な演出が可能です。
⑧スクリーンの背後にボードを置くとどうなりますか?
→ 背後に白色のダンプラを設置して検証しました。 正面からは鮮明に映像を見ることができますが、角度をつけると二重像になり、ぼやけて見えることが分かりました。 この現象は、スクリーン表面に投影された映像と、スクリーンの厚み分後方にあるダンプラ表面に反射した映像がズレて見えるために発生します。
🔍 正面から観察
🔍 斜めから観察
⑨会議室のような屋内使用をした際の見え方はどうですか?(2025/2/14追加)
→ 展示会場とは異なり、屋内では比較的近くに天井があります。 プロジェクターから投影された映像は、スクリーンで反射する光と透過する光に分かれます。
私たちがスクリーン越しに見ている映像は、反射した光によるものです。 一方、透過した光はスクリーンを通過して背後へ進み、プロジェクターの投影角度によって映像が浮かび上がることがあります。 これを「ゴースト」と呼んでいます。 天井のある部屋では、このゴーストが天井に映り込むことがあり、壁の近くにスクリーンを設置すると壁にも映像が映り込む可能性があります。 一方、展示会のように天井が高い環境では、透過した光が拡散するため、ゴーストの影響はあまり感じられません。
現在、このゴーストの影響を抑える対策を進めています。
購入はこちら
※25年04月リリース予定※
ご検討ください。
設置・使用方法
透明反射型スクリーンは、ガラス貼りやスタンド使用が可能で、設置も簡単です。日常的な使用から特別なプレゼンテーションやイベントまで、幅広いシーンで活用できます。屋内での使用はもちろん、屋外の日陰でも鮮明な映像を楽しむことができます。メンテナンスも簡単で、柔らかい布で拭くだけで清潔を保てます。