レンチキュラー
レンチキュラーレンズ
ビーム電子工業のレンチキュラーレンズは、映像機器、生産設備、検査装置など様々な用途に採用されています。
小型サイズから大型サイズのレンチキュラーレンズを製造販売しております。
お客様の仕様でのオーダーメイド対応も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
レンズ幅 | 30mm~1,000mm |
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レンズ長さ | 100mm~1,300mm |
基材材質 |
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基材シート厚 | 0.125mm~3mm ※貼って剥がせる微粘着付タイプも承っております。 |
備考 | レンズ形成は紫外線硬化型樹脂を使用しておりますので、屋内での使用を推奨します。 |
2.レンチキュラーレンズとは
レンチキュラーとは、表面に微細な細長いカマボコ状の起伏パターンが無数に並んだレンズのことです。ライン毎にレンズ効果がありますので集光、拡散します。
レンチキュラーを使用することで、平面でありながら3Dのような視覚効果や、画面をチェンジングする簡単なアニメーション効果を得ることが可能です。
最近では、このレンチキュラーの特長を活かし広告やディスプレイとして多く活用されています。

レンチキュラーレンズはラインと直行する方向にレンズ効果により拡散します。
レンチキュラーレンズの反対側の像をぼかす効果があります。手の上にあるボールペンがレンズ効果により見えなくなっています。レンチキュラーレンズの向きを変えるとボールペンが見えるようになります。一方向に強い拡散をしていることがわかります。
更に詳しい情報につきましては、別ページのブログ「レンチキュラーレンズで出来る光学迷彩」に記載しております。ぜひご参照してください。
立ち位置により、異なる映像を見せることができる特殊なディスプレイ技術です。
この「チェンジングディスプレイ」を、2025年1月22日に開催のイベント総合EXPOにて初披露し、新たに販売を開始しました。
詳しくは、専用ページ「チェンジングディスプレイ」をご覧ください。
活用例
広告パネルや看板
ショッピングモールや駅などの広告パネルで、見る角度に応じて異なる広告やメッセージを表示するために使用されています。例えば、左右から見たときに異なる商品やサービスが表示され、限られたスペースで複数の広告を一つの看板にまとめられるのが特徴です。
商品パッケージ
お菓子や飲料、化粧品などのパッケージにレンチキュラーレンズ効果を用いて、角度を変えるとキャラクターが動いたり色が変わったりする仕掛けが施されています。特に、子供向けの製品や限定版商品に採用されることが多く、消費者の興味を引きやすくしています。トレーディングカードやステッカー
トレーディングカードゲームや収集用のステッカーで、キャラクターが動いているように見えたり、表情が変わる演出が加えられています。こうしたレンチキュラー加工によって、コレクション性や視覚的な魅力が増すことができます。展示会やイベントのインタラクティブ・ディスプレイ
展示会やミュージアムで、レンチキュラーレンズを使ったディスプレイが活用されることもあります。見る位置や角度に応じて情報が変わるため、来場者が自分の動きで異なる情報を得られるようになり、インタラクティブな体験が可能です。グリーティングカードやポストカード
特に、ハロウィンやクリスマスといった季節のグリーティングカードや記念ポストカードに使われることが多いです。角度を変えるとイラストが変わったり、祝福メッセージが表示されたりするため、個性的な演出ができます。映画のポスターや限定アイテム
映画のプロモーションや特定のイベント用に、レンチキュラーレンズを使用したポスターやアイテムが作成されることもあります。映画のキャラクターが動いて見えたり、背景が変化したりするため、ファンの注目を集めやすく、収集価値も高まります。このように、レンチキュラーレンズによるチェンジング・ディスプレイは、見る角度に応じて複数の視覚効果を表現できるため、さまざまな業界で注目されています。