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技術コラム

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見る角度で変わる感動をチェンジングディスプレイで創る “動くウェルカムボード”

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見る角度で変わる感動をチェンジングディスプレイで創る “動くウェルカムボード”

はじめに

結婚式は、新郎新婦にとってもゲストにとっても一生の思い出。
その最初の“おもてなし”として、受付や入り口に設置する ウェルカムボード は、その式の世界観や空気を伝える大切な役割を持ちます。

近年、静止画だけでなくデジタルや動き、立体感を取り入れる演出が増えてきています。そんな中、「チェンジングディスプレイ」という新しい表現方法が、ウェルカムボードとして非常に可能性があると私は感じています。


チェンジングディスプレイとは何か?

  • 立ち位置を変えることで、映像が切り替わるディスプレイ。静止画⇔動画、または異なる2種類の映像が、見る角度によって交互に表示されます。

  • この技術のベースには「レンチキュラーレンズ」が使われており、視点に応じてレンズを通る光が変わることで映像が切り替わる仕組みです。

  • ディスプレイのサイズは現状23.8インチと43インチの2種類。将来的にはさらに大きなサイズ展開も予定されています。


なぜウェルカムボードにチェンジングディスプレイが合うのか?

特長 式場でのメリット
視覚的インパクト ゲストが近づいたとき、あるいは角度を変えたときに「変化」があることで思わず目を引く。第一印象が強くなる。
ストーリー性・演出性 静止画で新郎新婦の写真、角度を変えると動画でメッセージやプロフィール・エピソードを流すなど、式開始前から物語が始まる。
多言語・多コンテンツ表示 例えば、日本語表記→英語表記、または祝辞メッセージ→式当日のスケジュール/会場案内、など異なる内容を切り替えることで、情報を整理して届けられる。
記憶に残る体験づくり ゲストは“見る”だけでなく“動くことで見え方が変わる”という体験をすることで、式がその場だけで終わらず心に残るものになる。

実際に使うときのアイデア

  1. プロフィール紹介 → 結婚への道のり動画
    角度A:ふたりの静止写真/出会いから交際までのフォトストーリー
    角度B:プロポーズ風景や思い出の場所を動画で振り返るシーン

  2. ゲストへのメッセージ
    角度A: “ようこそ” の文言と式場案内図
    角度B:新郎新婦からの動画メッセージ

  3. 式のタイムテーブル表示
    角度A:式の流れ(挙式~披露宴~二次会など)
    角度B:ドレス・タキシード紹介や、演出予定のフォトスポット

  4. 装飾・花との融合演出
    チェンジングディスプレイをフラワーアーチやフォトフレームと組み合わせて配置。花越しにディスプレイを覗く演出など、動きとのコンビネーションで映える。


実用面でのポイントと注意事項

  • 設置場所と角度:チェンジング効果は約25°程度の角度で映像が切り替わる仕様。設置場所をゲストの動線・視線に合わせて決めることが大切。 

  • 映像/静止画の準備:2種類まで表示可能。静止画+動画など組み合わせて構成を考える。画像・動画の品質が高いほど映える。 

  • 照明との兼ね合い:ディスプレイ、レンチキュラーレンズ、周囲の光の反射などで見え方が変わることがあるので、設置・照明計画を式場スタッフと共有してテストをしておくと良い。

  • コスト・レンタル or 購入:23.8インチモデルや43インチモデルがあり、販売価格や見積りについては個別相談。式場や式の規模に応じてレンタルも検討できる可能性がある。 

  • コンテンツの準備期間:静止画・動画・メッセージなどの素材の収集・制作、そして切り替え用データへの変換に時間がかかるので余裕を持って準備を。


まとめ

「チェンジングディスプレイ」は、単なる装飾を超えて“動き”と“変化”を取り入れたウェルカムボードの新しい可能性を秘めています。ゲストの心をつかみ、式全体のテーマや思い出を最初から鮮やかに演出するツールとして、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。


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