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ビーム電子工業のラミネート加工 ~ 技術力と対応力で未来を貼り合わせる

ビーム電子工業のラミネート加工 ~ 技術力と対応力で未来を貼り合わせる
はじめに
現代のディスプレイ、光学フィルム、電子部品などでは、ただ単に貼るだけでなく、複数の素材や機能層を緻密に積層して「機能+耐久性」を実現するラミネート技術が不可欠です。
ビーム電子工業はその分野での豊富な経験と技術力を活かし、幅広い用途に対応可能なラミネート受託加工を提供しています。
ビーム電子工業のラミネート加工の強み
1. 大判対応:最大 2,300 mm × 1,300 mm
当社では最大 2,300 mm × 1,300 mm という大判の貼り合わせにも対応可能です。これにより、1枚物で広幅用途や大型部材への応用も可能となります。
(※出典:ビーム電子工業 ウェブサイトより)
2. 多様な貼り合わせ仕様
当社では、以下のような組み合わせを取り扱っています:
-
フィルム × フィルム
-
シート × シート
-
フィルム × シート
また、被貼合材料としては次のようなものも可能です: -
ガラス
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プラスチック
-
金属
基材厚みは 0.038 mm~20 mm まで幅広く対応。
3. 高精度な断裁技術
貼りあわせ後の断裁も重要ですが、ビーム電子工業では以下の加工方式を活用しています:
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レーザー加工
-
刃型加工
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ルーター加工
これにより、複雑形状や精度要求の高い切断にも柔軟に対応可能です。
4. 光学フィルム用途への適用
当社のラミネート技術は、特にディスプレイ製品の前面板や付加機能付き光学フィルムなどで広く採用されており、各種機能性素材の貼り合わせに実績があります。
実用例と用途例
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ディスプレイパネルの保護層
透明性と耐久性を確保するため、異なるフィルムやシートを積層し、反射防止・防指紋・耐傷性のある構造を構成することが可能です。 -
光学部材やタッチセンサー部材
ガラスや透明樹脂との貼り合わせで、タッチパネル用途、カバーガラス用途、AR/VR用途などにも対応。 -
耐環境用途
屋外用途を想定し、紫外線耐性・防水性などを重視した設計層を含めた貼り合わせが可能です。
加工の流れ(概略)
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仕様打ち合わせ
素材、厚み、機能、環境などの条件を確認 -
試作・評価
少量で試作し評価を実施 -
積層・貼り合わせ
複数のフィルム・シート間を密着/接着 -
断裁・後処理
レーザー、刃型、ルーター等による形状加工 -
品質検査・納品
このように、一貫した工程管理のもとでお客様の仕様に合わせたラミネート品を提供できます。
お問い合わせ・試作依頼について
不明点・仕様検討・試作依頼などは、お気軽にお問い合わせください。
提供可能な資料や過去の加工事例もご案内いたします。
ビーム電子工業株式会社 小松
Tel: 0263-48-1650
Mail: m.komatsu@beam-matsumoto.co.jp
追加情報:ラミネートフィルムの種類と選び方
ラミネートフィルムとは
透明性の高い粘着フィルムで、印刷物などに貼り付けて耐久性・防水性を向上させる役割があります。紫外線や湿度、酸素を遮断して、印刷物の劣化を抑制。
基本構成
通常は 基材フィルム + 粘着接着層 の2層構造ですが、機能性を高めるために中間層を持つ3層・4層構造のものもあります。
フィルムの種類/仕上がりの違い
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ツヤあり(グロスタイプ):光沢を出し、鮮やかさを演出
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ツヤなし(マットタイプ):反射を抑えて落ち着いた雰囲気
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機能性付加タイプ:
・UVカット
・傷防止ハードコート
・防指紋コート
・静電抑制タイプ
・滑り抵抗性向上タイプ(床用途)など
選び方のポイント
-
厚さ
薄手フィルム(数 10 µm 程度)から、強度を求める用途では 300 µm超の厚手タイプまで。 -
仕上がり感
グロス or マット を用途や環境に応じて選定。 -
使用環境
屋外利用なら UVカット付与タイプ、床面なら滑りにくい仕様など。 -
機能性
専用機能(静電抑制、親水性、硬度向上等)を持つ製品との併用。 -
基材の材質適合性
印刷物の材質とラミネート材質をそろえる(収縮率差を抑える)ことが望ましい。
主なラミネートフィルムの例(材質別)
基材素材 | 特長・用途例 |
---|---|
PET(ポリエチレンテレフタレート) | 高透明、高光沢、耐候性付与タイプなど。例:極薄 PET、ハードコートタイプなど |
PP(ポリプロピレン) | 軽量性や低コスト性が特長。透明/マットタイプなど |
塩ビ(PVC) | 屋外耐候性重視タイプなど。厚手仕様も可能 |
PO(ポリオレフィン) | 高透明性、光沢性を生かした用途向け |
フッ素系樹脂 | 汚れ除去性、耐候性に優れた仕様 |
お問い合わせ・試作依頼について
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